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[雷の話 第一部]
2000年の夏は雷が多かった。自宅の周りは雷の道からは外れていて昨年までは近くに雷が
落ちた経験は無かったが、今年は近くによく落ちた。都心の熱帯化がだんだん周辺部へ
広がってきたのかも知れない。
夏の花火の時期とちょうど重なっていて、花火と稲妻が同時に光ってもいた。写真を写したが
うまくいかなかった。
最近朝霧高原にある別荘に行ったところ雷が近くに落ちたようで別荘のブレーカーが破損
していて、電球の1つが破裂していた。20Aのブレーカースイッチがものの見事に破壊されて
いたので100A近くの電流が流れたことが想像された。
修理のために東京電力の人にきてもらったがブレーカーまでは東京電力で、それより中は
一般の電気屋の仕事であると聞かされそのようなものかと初めて知った。
ここにのせた写真はそのときのものである。
<2000-10-14>尚、愛知電機にいる電気のプロフェショナルの友人に質問したところ数KA程の電流
が瞬間的に流れただろうという事でした。式を使って自分で計算しなさいということでした。
いずれやってみましょう。
雷の電流の流れ方はあまりはっきりしていないようで電流が実際に銅線を流れたのか或いは
空気中をプラズマ放電したのかははっきりしません。
ブレーカー38KB
破裂した電球20KB
スイッチ26KB
[雷の話 第二部]
2001年の7月朝霧高原の別荘に行ったところ本年も雷が近くに落ちたようで別荘のトイレのにおい消しの
ファンが壊れていて、電話機も壊れていて電話が通じなくなっていた。誰かが東京電力に電話をしたらしく
壊れたトランスの交換作業を行った。作業員に聞いたところトランスは落雷で壊れるようになっているようである。
その割にはいろいろのものが壊されるのではあるが。件の愛知電機の友人に聞いたところ東京電力の柱上トランス
はそのようになっているそうである。
トランスの交換
[自宅前で撮影した稲妻]
この稲妻の写真は3秒ほどの露出ですが、稲妻が光ってからシャッターを切って写しました。
このときの雷は長時間光っていることが多く、このようにしても1枚だけですが、写すことができました。
一度電流が流れた場所はイオン化されるのだろうか近くの道を2度ほど電流が流れるようであり、上空に
行くほど二股に分かれています。残念ながら
縮小したこの写真でははっきりしません。拡大された画像が見たい場合にはダウンロードしてみてください。
この写真で見る限りその形は北斎描く様な稲妻の形とは違っています。芸術と現実の違いでしょう。
自宅前の稲妻 53KB
[雷の話 第三部]
2002年5月雷と月が同時に現れるという不思議な光景が現れた。西洋のジョルジョーネの絵画に有ったような気が
したが調べてみると月は描かれてはいなかった。
遠雷 33KB
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