近くにあるリサイクルショップ、と言ったら聞こえがよく、
何でもありのがらくた倉庫ショップ、
で大枚二千円を叩いて購入したテスラコイル
(東京高周波電気炉株式会社 1996年製)。
店主のお爺さんの話では
ウナギを捕るために使用していたと言うことであった。現在では違法であると
言っていたが、以前でも違法であったろう。前所有者がウナギ取りのために
購入したものであるのか、あるいはどこかから調達したものかは分からない。
大学時代の同級生の話では電球などのピンホール検出に使用するものだそうである。
たしかにそのような製品がネットで調べると存在している
【信光電気計装株式会社製 テスラ・ランプチェッカー HF-20】。 上のテスラコイルの構造は Fig.1 のようなものではないかと想像している。 普通は接地(アース)するはずであるが、規模がこれくらいのものでは必要がないの かもしれない(電位の基準は本体位置での電位?)。スパークギャップから判断すると 一次コイル側の電圧は数千ヴォルトであり、これはねじを回すことで調節できる構造に なっている、 これを昇圧して数万ヴォルトにしている。 |
稼働中のスパークギャップでの放電状態。
Fig.1
放電距離は4cm程である。高周波高電圧に関しては詳しくないが地面からの電位差は 4万ヴォルト程であろうか。放電させるとオゾン臭が強くなる。プローブ先端に 電線をほどいて接続してある。 |